エスプリのヘッドライトモーター修理記録
こういう狭いところの作業はプロクソンのロータリーラチェットが便利です。
持ち手をくるくる回せばラチェットが回転します。
ところがね。。。
リビルドのモーターに交換してライトは持ち上がりますが、下げる動作ができません。。
この原因は後で取り寄せしたリビルドのモーターも分解調査して分かったのですが、
実はモーター内のスイッチの役目をする銅板の張力が弱くて接点に接してなかった事が原因でした。 。。
「おいおいおい、なんだよ~! リビルドしたんだろ~?
なんのためにわざわざ英国から取り寄せたんだかわからんやんかぁ!
ちゃんと仕事してくれよ~」ε-( ̄ヘ ̄)┌
ちゃんと仕事してくれよ~」ε-( ̄ヘ ̄)┌
毎回エスプリの修理は意外なところで時間掛かったりしてそう簡単に解決するとも思ってませんでしたが、まさか取り寄せしたものが動かないことは想定してませんでした。
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いきなり取り寄せたモーターを分解するのは気が進まなかったので、まずは今まで使ってたモーターを分解して原因調査することにしました。
分解して検電テスターで配線の各所の通電状態を確認します。
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モーターの構造と配線はこの2つの図がとても役立ちますよ。
配線は
1.スイッチONの信号線
2.スイッチOFFの信号線
3.リレーへの線 (3線コネクタ)
4.バッテリー電源 (3線コネクタ)
5.アース (3線コネクタ)
の5本です。
構造が理解出来ればモーターが悪いのかスイッチが悪いのかリレーが悪いのか判断できますしね。
スイッチOn/Offの信号線にはダイオードが組み込まれていて電気の流れる方向があるので注意します。
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On/Off動作のメカニズムは
On/Off動作のメカニズムは
歯車の一部に白い突起物があって、それがぐるっと回転しながら白いピンを押し上げます。
その他にモーター内にライトのUp とDown を切り換えるスイッチが仕込まれてるのですが接点の通電状態が良くありませんでした。
それとスイッチの役目をする銅板の張力が弱いようだったので、リベットを外して腐食気味な所をペーパーで磨いて、ペンチで接点に強く当たるように曲げました。
リベットの代わりにタッピングビスで固定。
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。。。と、これだけですが、壊れたと思ったヘッドライトモーターが生き返りました。
ってか、結局自分でモーター自体を修理してしまいましたよ。 (^-^;
それも2つ。。
まぁ原因は分かって良かったし、30年使ってきたモーターらしい壊れかただったなぁ。
30年間ご苦労様~&そしてこれからも頑張って働いてねぇ(o・ω・)ノ))
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