ブレーキのベーパーロック対策 熱遮断ブレーキシム+セラミックス
三友興産様より試作品の熱遮断ブレーキシムを作って頂いたので、先日の筑波サーキットJCCAエンデュランスでの走行会兼ねてテストしました。
前回のN503のテストでは、ベーパロックは完全に防止できて効果が体感できましたが、今度は更に改良を加えて、接着剤にセラミックを配合したものということです。
シムの厚みは約0.5mmでN503と変わりません。
シムの色は少し黄色っぽくなってる気がします。
前回のN503 ↓↓↓
装着して特にブレーキタッチにも変化はありません。
走行会当日の気温は約26℃でした。5月に比べれば気温は少々低めです。
ただブレーキパッドの厚みは5月の時よりやや減っているので、その分熱伝導し易くなっているハズです。
再びキャリパーブロックに取付けた温度センサーで走行中の温度をチェックしましたが。
この時のキャリパー温度は約80℃まで上昇してました。
当然ペダルタッチは終始良好で、ベーパーロックの兆しすら感じられませんでした。
気温差もあるのでしょうけれど5月の時は約106℃まで上昇していたので、もしかしたらセラミックがキャリパーへの熱伝導を遮断する効果があったのかもしれません。
よく家の屋根に塗る塗料もセラミックス配合だと夏の室内の温度が下がるのと同じ原理でしょうか
やはり改良版のセラミックスのほうが、よりキャリパー温度を抑制する効果があるように思えました。
いやぁ、ホントこのクールシムなかなか良いですよ。最高~o(*^▽^*)o
実はセラミックス版の他にチタンパウダーを接着剤に混ぜん込んだ試作品も頂いているので、これについては次回、来年春にテストしてみたいと思ってます。
三友さん頑張りますねぇ(o・ω・)ノ))
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