サーキットで事故に遭遇した時の判断
サーキット走行でコースに降りることについて2次災害になるのでルールとしては禁止になっている。
- 【あるサーキット走行会での場面の例】
走行中にオイル漏れが発生してグリーンに停車させた人が居て、すぐさま出火した。
付近を走行中の人がそれを見て、安全な場所に停車し、自分の積んでた消火器で消火を手伝った。
コースのオフィシャルは少なく、各コーナーポスト全部に居るわけではなく、部分的に配置された状態であった。
ルールとしては2次災害に繋がる危険性があるからコースに降りてはならないとなっている。
- 【有名な重大事故の例】
上記は極小さな例だが、もっと重大な例だと
1998年富士スピードウェイでの多重クラッシュ事故
山路選手が太田哲也選手を燃え盛るフェラーリの車内から引きずり出して救助した。
これらの行動についてルール的にはNGでも、人道的には100%正しい。
どちらの例も大小違いはあれど同様のことかと思います。
ルールと人道的は相反する関係で、緊急性があったかどうかは結果論でしかわからないのです。
🔳どのレベルならドライバーが救助に動いていいのか?
その場で判断が難しい理由
1. 外からは事故の深刻度が分からない
炎が小さく見えても、
・車内に人が挟まってる
・出られなくてパニックになってる
・ガソリンタンクに火が回りかけてる
などの可能性がある。
逆に、大きく炎が見えても案外すぐ消えることもある。
2. ドライバーの意識状態や怪我が分からない
ヘルメット越しだから、
・意識があるのか
・脱出してくるのか
・動けるのか
まったく判断できない。
3. オフィシャルが次の瞬間に到着するかどうかも分からない
これを走行中に緊急性があるかどうか一瞬で判断しなければならないのである。
きっとこんなマイルールを設定しておくということで良いのかと私は思う。
●原則は降りない。
しかし、絶対に今行かないとヤバイと直感したら、ルールより命を優先する。
●事の重大さ緊急性があるかどうかは直感で判断
つまり、緊急性があったかどうかは結果論でしか判断できない。
“目の前の命が燃えて死にそう”という直感は結果論じゃない。
その瞬間の自分の判断に委ねるしかない。
●人を救おうとした行動は絶対に責められるべきじゃない
そしてその判断が間違っていたとしても、
人を救おうとした行動は絶対に責められるべきじゃない。
🔳正しい判断とは
言葉にすればこうなる:
●迷ったら降りるな(安全のため)
●確信したら迷うな(命のため)
◆サーキットは、速さ・技術・ルール・安全・人間的判断が全部ごちゃ混ぜになってる世界で、
しかもたった数秒で重大な決断を迫られる場所。
その中で、
●迷ったら降りるな
→ 冷静でない状況で、人命救助に見えて実は二次災害リスクが跳ね上がる
→ 運営側が求める「合理的判断」
●確信したら迷うな
→ その一瞬の判断で本当に救われる命がある
→ 人としての本能・倫理としての「正しい行動」
この2つ、矛盾してるようでどちらも絶対に必要
ただし“確信”ってのは感情ではなく、あくまで状況の理解に基づく直感。
(炎の勢い、脱出不能の様子、オフィシャルの配置、後続車、視界など)
🔳事故に遭遇した時の判断軸は?
●迷ったら降りない
・自分の車を安全に置けない
・炎が小さく見える
・ドライバーが脱出しそう
・後続車の有無が見えない
・オフィシャルが来るかどうか読めない
この時は行動すべきじゃない。
あなた自身が死ぬ確率が上がるし、救助側が増えると現場が混乱する。
●確信したら迷うな
・炎が勢いづき始めている
・ドライバーが動けていない
・オフィシャルが明らかに間に合わない
・後続車が全て停止 or 徐行している
・自分の車を安全に止められた
・視界が十分にある
こういう状況なら、
あなたの行動が“唯一の選択肢”になる。
🔳個人的なまとめ
●原則は降りない
しかし、絶対に今行かないとヤバイと直感したら、ルールより命を優先する。
●迷ったら降りるな(安全のため)
●確信したら迷うな(命のため)
●緊急性があるかどうかは直感で判断
その瞬間の自分の直感的な判断に委ねるしかない。
●その判断が間違っていたとしても、
人を救おうとした行動は絶対に責めるべきじゃない。
人を救おうとした行動は結果がどうであれ“尊い意志”であり、
ルールはルールですので守らなければならないのですが、
でもそれは人道的な人としての行動というものと相反するものでもあります。
両立させるには、「現場の判断による優先順位」を組み込まなければならないのではと考えるのです。
私はこのようにまとめましたが、皆さんはどう思いますか?
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